老人クラブ認知度・イメージアップアイデア募集キャンペーン事業報告
応募概況 応募総数 : 34件
応募者 : 32名(37歳~87歳)※内1名は3件応募
東京都 2名、神奈川県1名、埼玉県 2名、岩手県 1名、兵庫県 1名
高松市 6名、丸亀市 3名、坂出市 3名、善通寺市 1名、観音寺市 2名
東かがわ市 2名、三豊市 2名、直島町 1名、綾川町2名、宇多津町 2名
多度津町1名
審査結果 (審査員3名による審査)
アイデア賞 : 1名 、考えたで賞 : 5名
事業実施要領では、10名にアイデア賞を贈呈することとなっていましたが、応募総数も少なかったことから1名という結果となりました。しかしながら、色々考えて頂いた思いが伝わってくる方々5名に、考えたで賞を特別に進呈しました。
総評
今回の募集では、名称変更に関することは除くこととしていましたが、やはり、イメージアップを図るには名称変更すべきという意見が多く寄せられました。「高齢者→好齢者」「知恵の輪クラブ」「絆」など、健康寿命が伸びるクラブであることを周知することが大事であるとのことでした。
次に、認知度を高めるにはパンフレットやビデオでクラブの具体的活動内容を紹介し、会員以外の方が目にする所へ配置すること。多くの人が目を引くものを作ることが大事ということでした。
また、アイデアとは言い難いけれども、老人クラブ組織として活動の工夫をすべきではないかと言う意見が一番多く寄せられました。中でも「自治会とタイアップして活動する。または自治会の部会として活動する。自治会長との連携が大切」が、多く見受けられました。老人クラブに自主的に参加をしてもらうには、個性を認め会員の意見を十分に取り上げて、「楽しい」活動を行うことが大切。とにかく良く活動し、地域のボランティアにも参加していると老人クラブは信頼され認知度も高まるということです。
そして、アイデア賞に選ばれたイメージアップを図る方法は、老人クラブをよく分析して立てた対策、活動の見直しとアップデートでした。その上で65歳以上が集まることで生まれる利点を軸とした活動内容の提案「機械採点によるカラオケ大会」や「若い世代が楽しんでいる活動にチャレンジ(大学の学食訪問・プリクラ)」など盛りだくさんでした。認知度を高める方法としては、広報に対する改善策を提案いただきました。
全体としては、やはり、地道な活動をしていくことが老人クラブの使命のようです。同世代で支え合い次世代に繋いでいくことを肝に銘じ皆で頑張りたいものです。名称変更の点については、本名より愛称で通るように地元で普及していただけることを願っています。